データの保護
NVMe (不揮発性メモリー express) M.2 ソリッド・ステート・ドライブは Lenovo 独自の PLP (電源喪失保護) 機能があり、データの損失または損傷を回避します。
ご使用のコンピューターが応答しない場合は、電源ボタンを数秒間長押しし、コンピューターをシャットダウンする必要があります。この場合、PLP 機能により、コンピューターのデータがタイムリーに保存されます。しかし、すべてのデータがいかなる状況でも保存されている保証はありません。
ご使用の M.2 ソリッド・ステート・ドライブのタイプを確認するには:
USB-C 制限モードは、USB-C コネクターの充電機能を保持している間、USB-C コネクター経由のデータ転送を無効にできるセキュリティー機能です。コンピューターから、コンピューターに接続されている USB ストレージ・デバイスにデータがコピーされるのを防ぐのに役立ちます。この機能を有効にすると、USB-C コネクターからのデータの漏洩を心配することなく、公共の USB 充電ステーション (カフェやホテルのロビーにあるものなど) を使用できます。
注:
- この機能を使用する前に、バッテリー電源の残量が 5% 未満でないことを確認してください。そうしないと、この機能を有効にすることができません。
- この機能は、コンピューターの電源がオンになっている場合にのみ、キーの組み合わせで有効または無効にすることができます。
この機能を有効または無効にするには、Fn+U キーを押してから、Fn+S キーを押します。
この機能を有効にすると、USB デバイスが接続されたときに LED インジケーターが短く点滅します。
ご使用のコンピューターでは FIDO (Fast Identity Online) 認証機能をサポートします。この機能をパスワード認証の代わりに利用することで、パスワードを必要としない認証が可能です。
この機能の効力があるのは、パワーオン・パスワードが UEFI BIOS に設定されており、FIDO2 USB デバイスが ThinkShield™ Passwordless Power-On Device Manager に登録されている場合のみです。FIDO 認証機能では、パワーオン・パスワードを入力するか登録済みの FIDO2 USB デバイスを使用することで、コンピューターを始動できます。
ThinkShield Passwordless Power-On Device Manager デバイス・マネージャーに FIDO2 USB デバイスを登録する
手順に従って、FIDO2 USB デバイスを ThinkShield Passwordless Power-On Device Manager に登録します。
- Discovered Devices フィールドに出現する FIDO2 USB デバイスから登録するものを選択します。
- 表示されるウィンドウでYesをクリックして、選択したデバイスを確定します。
- パワーオン・パスワードを設定する場合、正しいパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。
- User operation request ウィンドウが表示されます。接続されている FIDO2 USB デバイスのボタンを押すことを求めるプロンプトが表示されます。続いて、画面の手順に従ってウィンドウを閉じます。
- Esc キーを押して操作を終了し、コンピューターを再起動します。
- デバイスの登録抹消をする場合は、My Device フィールドに出現する FIDO2 USB デバイスから登録抹消するものを選択して、検証のために正しいパワーオン・パスワードを入力します。
- 複数の FIDO2 USB デバイスで 1 つの登録用の ID を共通で使用している場合でも、コンピューターの始動に使用できるデバイスは 1 つだけです。
パスワードレス・パワーオン認証を使用してシステムにログインする
手順に従って、パスワードレス・パワーオン認証を使用してシステムにログインします。
注:FIDO2 USB デバイスの挿入も、パワーオン・パスワードの入力も、60 秒以内に行ってください。そうでないと、コンピューターが自動的にシャットダウンします。