このトピックは、サービスの QR コードとシリアル番号を見つけるのに役立ちます。
ベース・カバー・アセンブリーの QR コードをスキャンすると、次の情報が表示されます。
- 製品情報と保証状況
- Lenovo が検証した最新のドライバーとソフトウェア
- ハードウェアまたはソフトウェアの問題が発生した場合のトラブルシューティングと解決策の診断
- カスタマー・サポート・センターとプロフェッショナル・サポートの eチケット・エントリー
シリアル番号は、次の方法で確認できます。
- Vantage アプリの「ダッシュボード」または「デバイス」
- コンピューターのシリアル番号ラベル (以下のイラストを参照)
問題を解決しようとしてヘルプが必要な場合は、Lenovo スマートセンターまでご連絡ください。
Lenovo に電話をかける前に
Lenovo に電話をかける前に、必要な情報を準備してください。
- 問題の症状と詳細の記録:
- 発生している問題。連続的に起こっているのか、それとも断続的に起こるのか。
- エラー・メッセージまたはエラー・コード。
- 使用しているオペレーティング・システムとバージョン。
- 問題発生時に実行していたソフトウェア・アプリケーション。
- 問題を再現できるか。再現できた場合は、その方法。
- システム情報の記録:
- 製品名。
- マシン・タイプおよびシリアル番号。
Lenovo スマートセンター
保証期間内においては、Lenovo スマートセンターに問い合わせてヘルプを依頼することができます。
電話番号
お住まいの国または地域の Lenovo サポートの電話番号リストについては、サポート電話リストで最新の電話番号をご確認ください。
電話番号は、予告なしに変更される場合があります。お客様の国または地域の電話番号が記載されていない場合は、Lenovo 販売店または Lenovo の営業担当員にお問い合わせください。
保証期間中に受けられるサービス
- 問題判別 - 経験豊富な担当員が、ハードウェアに問題があるかどうかの判断と、問題を修正するために必要な処置について援助します。
- Lenovo ハードウェア修理 - 問題の原因が保証期間中の Lenovo ハードウェアであると判別された場合は、経験豊富な担当員が適切なレベルのサービスを提供できます。
- 技術変更管理 - 場合によっては、製品の販売後に製品の変更が必要になることがあります。その場合は、Lenovo または販売店 (Lenovo が許可した場合) は、お客様のハードウェアに適用される技術変更 (EC) を入手できるようにします。
サービスがは適用されない
- Lenovo 製または Lenovo 用以外のパーツや、保証のないパーツの交換および使用
- ソフトウェアの問題の原因の特定
- インストールまたはアップグレードの一部としての UEFI BIOS の構成
- デバイス・ドライバーの変更、修正、またはアップグレード
- ネットワーク・オペレーティング・システム (NOS) のインストールと保守
- プログラムのインストールと保守
ご使用の Lenovo ハードウェア製品に適用される「Lenovo 保証規定」については、以下を参照してください。
お客様での取替え可能部品 (CRU) は、お客様による交換が可能な部品です。コンピューターには、以下のタイプの CRU が搭載されています。
- Self-service CRU: お客様自身または専門の保守技術担当者 (追加料金あり) が簡単に交換できる部品を指します。
- Optional-service CRU: スキル・レベルがより高いお客様が交換できる部品を指します。専門の保守技術担当者は、お客様のマシンに指定された保証タイプが対象とする部品の交換サービスも提供します。
お客様ご自身で CRU を取り付けていただく場合は、Lenovo からお客様に CRU を出荷します。CRU についての情報および交換手順のご案内は、製品と一緒に出荷されます。また、お客様はこれらをいつでも Lenovo に要求し、入手することができます。新しい CRU と交換した障害のある部品については、返却を求められる場合があります。返却が必要な場合は、(1) 返却の指示、送料前払いの返却用出荷ラベル、および返送用梱包材が交換用 CRU に付属しています。(2) お客様が交換用 CRU を受領した日から 30 日以内に、障害のある CRU が Lenovo に届かない場合、交換用 CRU の代金を請求させていただく場合があります。詳細については、https://www.lenovo.com/warranty/llw_02 の Lenovo 保証規定の資料を参照してください。
CRU リスト
以下は、ご使用のコンピューターの CRU のリストです。
Self-service CRU
- AC 電源アダプター*
- ベース・カバー・アセンブリー
- M.2 ソリッド・ステート・ドライブ
- M.2 ソリッド・ステート・ドライブ・ブラケット
- Nano-SIM カード・トレイ*
- 電源コード*
Optional-service CRU
* 一部のモデル内蔵型充電式バッテリーを含め、上記に記載されていない部品の交換は、資格を持った修理技術者が行うか、Lenovo が提供するすべての指示に慎重に従って行うようにしてください。https://support.lenovo.com では、Lenovo 認定の修理施設を見つけることもできます。
高速スタートアップと内蔵バッテリーを無効にする
CRU を交換する前に、まず高速スタートアップを無効にして、次に内蔵バッテリーを無効にしてください。
高速スタートアップを無効にするには:
内蔵バッテリーを無効にするには:
ベース・カバー・アセンブリー
前提条件
作業を始める前に、一般的な安全と規制に関する注意を読んで以下の指示を印刷してください。
次のような状況では、ベース・カバー・アセンブリーを取り外さないでください。取り外した場合は、短絡の恐れがあります。
- コンピューターに取り外し可能なバッテリーが取り付けられている場合
- コンピューターが AC 電源に接続されている場合
アクセスするには、次のようにします。
- 内蔵バッテリーを無効にします。「高速スタートアップと内蔵バッテリーを無効にする」を参照してください。
- コンピューターの電源をオフにして、AC 電源およびすべての接続ケーブルから切り離します。
- 液晶ディスプレイを閉じて、コンピューターを裏返します。
問題判別
ベース・カバー・アセンブリーを再取り付けした後にコンピューターが始動しない場合は、AC 電源アダプターを取り外してから、コンピューターに再接続します。
ワイヤレス WAN モジュールおよびワイヤレス WAN モジュール・ブラケット (一部のモデル)
以下の情報は、ユーザーによる取り付けが可能なモジュールが取り付けられたコンピューターにのみ適用されます。このコンピューター・モデル向けに特にテストされた Lenovo 認定のワイヤレス・モジュールのみを使用していることを確認してください。それ以外の場合は、コンピューターの電源をオンにするとエラー・コードを示すビープ音が鳴ります。
前提条件
作業を始める前に、一般的な安全と規制に関する注意を読んで以下の指示を印刷してください。
- ワイヤレス WAN 対応モデルには、製品にワイヤレス WAN アンテナがあらかじめ取り付け済みであることが記載されており、ユーザーによる取り付けが可能なワイヤレス WAN モジュールを使用できます。
- オプションの Lenovo ワイヤレス WAN モジュールの取り付けは、ワイヤレス WAN モデルまたはワイヤレス WAN 対応モデルでのみ可能です。
- ワイヤレス WAN モジュールの接続部分には手を触れないでください。そうしないと、ワイヤレス WAN モジュールが損傷する恐れがあります。
アクセスするには、次のようにします。
- 内蔵バッテリーを無効にします。「高速スタートアップと内蔵バッテリーを無効にする」を参照してください。
- コンピューターの電源をオフにして、AC 電源およびすべての接続ケーブルから切り離します。
- 液晶ディスプレイを閉じて、コンピューターを裏返します。
- ベース・カバー・アセンブリーを取り外します。「ベース・カバー・アセンブリー」を参照してください。
取り外し手順
マイラー・フィルムが、ワイヤレス WAN モジュールを覆っている場合があります。ワイヤレス WAN モジュールにアクセスするには、まずフィルムを剥がします。
タイプ 1 – 4G ワイヤレス WAN モジュールを搭載したモデル
モデルに応じて、4G ワイヤレス WAN モジュールは、4 コネクターまたは 2 コネクターのいずれかになります。
タイプ 2 – 5G ワイヤレス WAN モジュールを搭載したモデル
タイプ 3 – ワイヤレス WAN モジュール・ブラケットのみを搭載したモデル
ワイヤレス WAN モジュール・ブラケットは 4G モデルにのみ必要です。
アンテナ・ケーブル配線
ケーブルの配線は、4G ワイヤレス WAN モジュールと 5G ワイヤレス WAN モジュールで異なります。ワイヤレス WWAN モジュールを取り付ける場合は、アンテナ・ケーブルが適切に取り付けられていることを確認してください。
タイプ 1 – 2 つのコネクターを備えた 4G ワイヤレス WAN モジュール
タイプ 2 – 4 つのコネクターを備えた 4G ワイヤレス WAN モジュール
タイプ 3 – 5G ワイヤレス WAN モジュール
注:
- 貼り付けられたテープはスピーカーから離してください。
- オレンジ色のケーブルがスピーカーに触れないようにしてください。
- 青色のケーブルがサーマル・ファンに触れないようにしてください。
- 新しいアンテナを取り付けるまで、新しいアンテナ・コネクターからプラスチック・カバーを取り外さないでください。
M.2 ソリッド・ステート・ドライブおよびブラケット
前提条件
作業を始める前に、一般的な安全と規制に関する注意を読んで以下の指示を印刷してください。
M.2 ソリッド・ステート・ドライブを交換した場合、新しいオペレーティング・システムをインストールする必要がある場合があります。新しいオペレーティング・システムをインストールする方法について詳しくは、「Windows のインストール」を参照してください。
M.2 ソリッド・ステート・ドライブは衝撃に敏感です。扱い方を誤ると、破損したり、データが失われたりすることがあります。
M.2 ソリッド・ステート・ドライブの取り扱い時には、M.2 ソリッド・ステート・ドライブを水平に取り外しまたは挿入します。スロットが損傷する恐れがあります。
M.2 ソリッド・ステート・ドライブを取り扱う際は、次のガイドラインに従ってください。
- M.2 ソリッド・ステート・ドライブの交換は、修理の目的でのみ行ってください。M.2 ソリッド・ステート・ドライブは、頻繁な着脱や交換に耐えるようには設計されていません。
- M.2 ソリッド・ステート・ドライブを交換する前に、保存しておきたいデータはすべてバックアップ・コピーを作成してください。
- M.2 ソリッド・ステート・ドライブに圧力をかけないでください。
- 接触エッジや M.2 ソリッド・ステート・ドライブの回路ボードには触れないでください。M.2 ソリッド・ステート・ドライブが損傷する恐れがあります。
- M.2 ソリッド・ステート・ドライブに物理的な衝撃や振動を与えないでください。物理的な衝撃を吸収するために、布などの柔らかい物質の上に M.2 ソリッド・ステート・ドライブを置いてください。
- 内蔵バッテリーを無効にします。「高速スタートアップと内蔵バッテリーを無効にする」を参照してください。
- コンピューターの電源をオフにして、AC 電源およびすべての接続ケーブルから切り離します。
- 液晶ディスプレイを閉じて、コンピューターを裏返します。
- ベース・カバー・アセンブリーを取り外します。「ベース・カバー・アセンブリー」を参照してください。