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ユーザー・ガイド

CRU リスト

以下は、ご使用のコンピューターの CRU のリストです。

Self-service CRU

  • AC 電源アダプター*
  • ベース・カバー・アセンブリー
  • メモリー・モジュール
  • Nano-SIM カード・トレイ*
  • 電源コード*
  • Lenovo Precision Pen 2*

Optional-service CRU

  • コイン型電池
  • M.2 ソリッド・ステート・ドライブ Gen 3*
  • M.2 ソリッド・ステート・ドライブ Gen 4*
  • M.2 ソリッド・ステート・ドライブ・ブラケット (M.2 ソリッド・ステート・ドライブ Gen 4 の一部のモデルのみ)
  • スピーカー・アセンブリー
  • ワイヤレス WAN カード*
  • ワイヤレス WAN カード・ブラケット* (一部のモデル)

* 一部のモデル

注:上記に記載されていない部品 (内蔵型充電式バッテリーを含む) の交換は、Lenovo 認定の修理施設で実施するか、または認定技術担当者が行う必要があります。詳しくは、https://support.lenovo.com/partnerlocator にアクセスしてください。

高速スタートアップと内蔵バッテリーを無効にする

CRU を交換する前に、まず高速スタートアップを無効にして、次に内蔵バッテリーを無効にしてください。

高速スタートアップを無効にするには:

  1. 「コントロール パネル」に移動し、大きいアイコンまたは小さいアイコンで表示します。
  2. 「電源オプション」をクリックしてから、左ペインの「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。
  3. 上部の「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします。
  4. ユーザー アカウント制御 (UAC) のプロンプトが出された場合は、「はい」をクリックします。
  5. 「高速スタートアップを有効にする」チェック・ボックスのチェックを外し、「変更の保存」をクリックします。

内蔵バッテリーを無効にするには:

  1. コンピューターを再起動する。ロゴ画面が表示されているときに、すぐに F1 キーを押して、UEFI BIOS メニューに入ります。
  2. Config ➙ Power を選択します。「Power」サブメニューが表示されます。
  3. 「Disable Built-in Battery」を選択し、Enter キーを押します。
  4. 「Setup Confirmation」ウィンドウで、「Yes」を選択します。内蔵バッテリーが無効になり、コンピューターの電源が自動的に切れます。3 分から 5 分間、コンピューターの温度が下がるまでお待ちください。

ベース・カバー・アセンブリー

前提条件
作業を始める前に、一般的な安全と規制に関する注意を読んで以下の指示を印刷してください。

注:コンピューターが AC 電源に接続されている場合、ベース・カバー・アセンブリーを取り外さないでください。取り外した場合は、短絡の恐れがあります。

アクセスするには、次のようにします。

  1. 内蔵バッテリーを無効にします。「高速スタートアップと内蔵バッテリーを無効にする」を参照してください。
  2. コンピューターの電源をオフにして、AC 電源およびすべての接続ケーブルから切り離します。
  3. 液晶ディスプレイを閉じて、コンピューターを裏返します。

取り外し手順

インストール手順

問題判別

ベース・カバー・アセンブリーを再取り付けした後にコンピューターが始動しない場合は、AC 電源アダプターを取り外してから、コンピューターに再接続します。

M.2 ソリッド・ステート・ドライブおよび M.2 ソリッド・ステート・ドライブ・ブラケット (一部のモデル)

前提条件
作業を始める前に、一般的な安全と規制に関する注意を読んで以下の指示を印刷してください。

注意:

  • M.2 ソリッド・ステート・ドライブを交換した場合、新しいオペレーティング・システムをインストールする必要がある場合があります。新しいオペレーティング・システムをインストールする方法について詳しくは、「Windows オペレーティング・システムおよびドライバーのインストール」を参照してください。
  • ご使用のコンピューターにカラー・プロファイルがインストールされている場合は、新しいオペレーティング・システムのインストール後にカラー・プロファイルを再インストールする必要があります。「工場出荷時の色調整機能の使用 (一部のモデル)」を参照してください。

M.2 ソリッド・ステート・ドライブは衝撃に敏感です。扱い方を誤ると、破損したり、データが失われたりすることがあります。

M.2 ソリッド・ステート・ドライブを取り扱う際は、次のガイドラインに従ってください。

  • M.2 ソリッド・ステート・ドライブの交換は、修理の目的でのみ行ってください。M.2 ソリッド・ステート・ドライブは、頻繁な着脱や交換に耐えるようには設計されていません。
  • M.2 ソリッド・ステート・ドライブを交換する前に、保存しておきたいデータはすべてバックアップ・コピーを作成してください。
  • M.2 ソリッド・ステート・ドライブに圧力をかけないでください。
  • 接触エッジや M.2 ソリッド・ステート・ドライブの回路ボードには触れないでください。M.2 ソリッド・ステート・ドライブが損傷する恐れがあります。
  • M.2 ソリッド・ステート・ドライブに物理的な衝撃や振動を与えないでください。物理的な衝撃を吸収するために、布などの柔らかい物質の上に M.2 ソリッド・ステート・ドライブを置いてください。

モデルによっては、コンピューターに 2 つの M.2 ソリッド・ステート・ドライブ・スロットが装備されていることがあります。UEFI BIOS メニューで M.2 ソリッド・ステート・ドライブ・スロットを構成する場合は、正しいメニュー項目を選択していることを確認してください。

  • スロット a: NVMe0
  • スロット b: NVMe1

M.2 ソリッド・ステート・ドライブ・サーマル・パッドに関する特別な注意事項

M.2 ソリッド・ステート・ドライブを交換する前に、次のヒントをよく読み、適切なサーマル・パッドを使用していることを確認してください。

注:カートン・ボックスのスペア・サーマル・パッドの位置を確認します。使用する前に、新しいサーマル・パッドの保護フィルムをはがします。

  • 片面 M.2 ソリッド・ステート・ドライブを両面 M.2 ソリッド・ステート・ドライブと交換するには、厚いサーマル・パッド (厚さ: 2.5 mm) をセクション 1 (M.2 ソリッド・ステート・ドライブ・スロットから遠い方のセクション) の薄いサーマル・パッド (厚さ: 1.25 mm) に交換していることを確認してください。
  • 両面 M.2 ソリッド・ステート・ドライブ を片面 M.2 ソリッド・ステート・ドライブと交換するには、薄いサーマル・パッド (厚さ: 1.25 mm) をセクション 1 (M.2 ソリッド・ステート・ドライブ・スロットから遠い方のセクション) の厚いサーマル・パッド (厚さ: 2.5 mm) に交換していることを確認してください。
  • 両面 M.2 ソリッド・ステート・ドライブの場合は、セクション 1 の薄いサーマル・パッド (厚さ: 1.25 mm) を使用していることを確認してください。
  • 片面 M.2 ソリッド・ステート・ドライブの場合は、セクション 1 の薄いサーマル・パッド (厚さ: 2.5 mm) を使用していることを確認してください。

アクセスするには、次のようにします。

  1. 内蔵バッテリーを無効にします。「高速スタートアップと内蔵バッテリーを無効にする」を参照してください。
  2. コンピューターの電源をオフにして、AC 電源およびすべての接続ケーブルから切り離します。
  3. 液晶ディスプレイを閉じて、コンピューターを裏返します。
  4. ベース・カバー・アセンブリーを取り外します。「ベース・カバー・アセンブリー」を参照してください。

M.2 ソリッド・ステート・ドライブ Gen 4 およびブラケットの取り外し手順 (一部のモデル)

M.2ソリッド・ステート・ドライブ Gen 3 の取り外し手順

ワイヤレス WAN カードおよびワイヤレス WAN カード・ブラケット (一部のモデル)

以下の情報は、ユーザーによる取り付けが可能なモジュールが取り付けられたコンピューターにのみ適用されます。このコンピューター・モデル向けに特にテストされた Lenovo 認定のワイヤレス・モジュールのみを使用していることを確認してください。それ以外の場合は、コンピューターの電源をオンにするとエラー・コードを示すビープ音が鳴ります。

前提条件

作業を始める前に、一般的な安全と規制に関する注意を読んで以下の指示を印刷してください。

注意:ワイヤレス WAN カードの接続部分には手を触れないでください。ワイヤレス WAN カードが損傷するおそれがあります。

アクセスするには、次のようにします。

  1. 内蔵バッテリーを無効にします。「高速スタートアップと内蔵バッテリーを無効にする」を参照してください。
  2. コンピューターの電源をオフにして、AC 電源およびすべての接続ケーブルから切り離します。
  3. 液晶ディスプレイを閉じて、コンピューターを裏返します。
  4. ベース・カバー・アセンブリーを取り外します。「ベース・カバー・アセンブリー」を参照してください。

取り外し手順

タイプ 1

取り付け時の注意: 青色のケーブルはコネクター D/G に、黒/灰色のケーブルはコネクター M2 に、白/灰色のケーブルはコネクター M1 に、オレンジ色のケーブルはコネクター M に接続していることを確認します (ワイヤレス WAN カードにマークされています)。

取り外し手順

タイプ 2 (ワイヤレス WAN カード・ブラケット付き)

取り付け時の注意:

  • ワイヤレス WAN カードを取り付ける前に、ワイヤレス WAN カード・スロットのサーマル・パッドの保護フィルム (ある場合) をはがします。
  • 青色のケーブルはコネクター D に、オレンジ色のケーブルはコネクター M に接続していることを確認します (ワイヤレス WAN カードにマークされています)。

メモリー・モジュール

前提条件

作業を始める前に、一般的な安全と規制に関する注意を読んで以下の指示を印刷してください。

注意:メモリー・モジュールの接続部分には手を触れないでください。そうしないと、メモリー・モジュールが損傷する恐れがあります。

アクセスするには、次のようにします。

  1. 内蔵バッテリーを無効にします。「高速スタートアップと内蔵バッテリーを無効にする」を参照してください。
  2. コンピューターの電源をオフにして、AC 電源およびすべての接続ケーブルから切り離します。
  3. 液晶ディスプレイを閉じて、コンピューターを裏返します。
  4. ベース・カバー・アセンブリーを取り外します。「ベース・カバー・アセンブリー」を参照してください。

取り外し手順

注:マイラー・フィルムが、メモリー・モジュールを覆っている場合があります。メモリー・モジュールにアクセスするには、まずフィルムを剥がします。

インストール手順

メモリー・モジュールを 1 つだけ取り付ける場合は、メモリー・スロット a に取り付けてください。

スピーカー・アセンブリー

前提条件

作業を始める前に、一般的な安全と規制に関する注意を読んで以下の指示を印刷してください。

アクセスするには、次のようにします。

  1. 内蔵バッテリーを無効にします。「高速スタートアップと内蔵バッテリーを無効にする」を参照してください。
  2. コンピューターの電源をオフにして、AC 電源およびすべての接続ケーブルから切り離します。
  3. 液晶ディスプレイを閉じて、コンピューターを裏返します。
  4. ベース・カバー・アセンブリーを取り外します。「ベース・カバー・アセンブリー」を参照してください。

取り外し手順

コイン型電池

前提条件

作業を始める前に、一般的な安全と規制に関する注意を読んで以下の指示を印刷してください。

アクセスするには、次のようにします。

  1. 内蔵バッテリーを無効にします。「高速スタートアップと内蔵バッテリーを無効にする」を参照してください。
  2. コンピューターの電源をオフにして、AC 電源およびすべての接続ケーブルから切り離します。
  3. 液晶ディスプレイを閉じて、コンピューターを裏返します。
  4. ベース・カバー・アセンブリーを取り外します。「ベース・カバー・アセンブリー」を参照してください。

注:モデルによっては、マイラーがコイン型電池を覆っている場合があります。コイン型電池にアクセスするには、まずマイラーを外します。

注:交換後、UEFI BIOS メニューでシステムの日付と時刻をリセットします。「システム日付とシステム時刻の設定」を参照してください。