インテリジェント・クーリング

インテリジェント・クーリング機能では、消費電力、ファンの速度、コンピューターの温度およびパフォーマンスを調整できます。

注:

ディスクリート GPU 搭載モデルの場合、インテリジェント・クーリング・モードに基づいて適切な GPU が使用されます。アプリの実行中にモードが切り替わると、適切な GPU が使用されていることを確認するため、アプリが再起動される場合があります。Windows の「設定」で、各アプリに対して実行する厳密な GPU を指定した場合は、それが優先されます。

Windows 10 搭載モデルの場合

インテリジェント・クーリング機能は、Windows の電源スライダーを使用して調整します。この機能は、デフォルトでは自動モードで動作します。自動モードを有効または無効にするには、Fn+T キーを押します。
注: 自動モードは、Intel のディスクリート GPU 搭載モデルのみが対応しています。

Windows 11 搭載モデルの場合

Windows の設定を通じて、インテリジェント・クーリング機能を調整します。この機能は、デフォルトでは自動モードで動作します。自動モードを有効または無効にするには、Fn+T キーを押します。
注: 自動モードは、Intel のディスクリート GPU 搭載モデルのみが対応しています。
  1. タスクバーのバッテリー・アイコンを右クリックして、電源とスリープの設定にアクセスします。

  2. 電源セクションの位置を確認し、以下のいずれかの電源モードを選択します。
    • 自動モードが無効になっている場合:
      • 最適な電源効率: 消費電力、ファンの速度およびパフォーマンスが低下してコンピューターの静音機能および環境への配慮が向上し、バッテリー駆動時間が最適化されます。

      • バランス: 電力消費量、ファン速度、およびパフォーマンスのバランスが調整されます。

      • 最高のパフォーマンス:
        • ディスクリート GPU 搭載モデルの場合: ウルトラ・パフォーマンスを優先し、最高温度とファン速度を向上させます。

        • ディスクリート GPU 非搭載モデルの場合: パフォーマンスを優先し、温度とファン速度を向上させます。

    • 自動モードが有効になっている場合は、電源モードをバランスに設定することをお勧めします。その後、システムの活動量に基づいて、消費電力、バッテリー駆動時間、コンピューターのパフォーマンス、およびファンの速度の組み合わせが最適になるように、コンピューターが自動的に調整されます。

インテリジェント・クーリング・ブースト (AMD モデルのみ)

インテリジェント・クーリング・ブースト機能では、実行中のアプリに基づいてシステム・パフォーマンスを動的に調整します。特に、ユニファイド・コミュニケーション・アプリ (Microsoft Teams など) を使用する場合は、この機能を有効にすることをお勧めします。

注: この機能は、最適なユーザー・エクスペリエンスを提供するためにバランス・モードで使用してください。
インテリジェント・クーリング・ブースト機能を有効/無効にするには、以下を実行します。
  1. UEFI BIOS メニューを開く。UEFI BIOS メニューを開くを参照してください。

  2. 「Config」 > 「Power」を選択します。

  3. Intelligent Cooling Boost・セクションで、Intelligent Cooling Boost のスイッチをオンまたはオフにします。

  4. F10 キーを押し、変更を保存して UEFI BIOS メニューを閉じます。